小さな幸せ探し。


by ami-gerbera
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闇との出会い。

あたらしいわたしその1。

これからはどんどん外に出て行くことにした。
30歳にしていよいよ、出不精克服!!

まずは、いろいろな美術館に行こうと思っています。
主に、好きな西洋絵画を観に行きたいです。

ということで、さっそく出かけてきました。
今回行って来たのは 生誕100年 小山田次郎  @府中市美術館





西洋美術を観にいくつもりだったから、
最初からからここを目指した訳では無くて、
いろいろあってたまたま開催を知りました。


だから、全然予備知識なしで入ってしまったのです。

そしたら、
ものすごい心の闇の深さ・暗さに圧倒されました。

必死にもがいてもがいて、
神の救いを求めて、
けれどもその思いは、
神は何もしてくれないという憎悪となって
さらに心の闇を深くしていく。

理解なんて出来る訳ないのに、
何を伝えようとしているのかを汲み取ろうとして、
こちらまで心を乱される。

とにかく、とても精神力をつかう展示でした。



晩年の作品には、まったく画風が変わって、
同じ人が描いたとは思えないものが出てきたりします。

彼は、何かを超越したのだろうか。
それでも、まだ闇を引きずっているようにも思える。

明るい世界を繕おうとしたのだろうか。
それとも、何かを越えた先でもフラッシュバックする闇と戦ったのだろうか。


最後まで、私ももやもやと暗いものを抱えたまま観終えた展示でした。



今回、改めて気づいたことは、
画家とは本当に命を削って絵を描いているのだということ。

コンプレックス、期待、絶望、憎悪、狂気、
自分の全てをさらけ出して、魂をぶつけて絵を描いている。
彼の場合は、描かずには居られなかったのかもしれないけれど。


それは、究極的に素直ということのような気がしました。
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by ami-gerbera | 2015-02-07 15:30 | 美術館巡り。